小規模事業者持続化補助金の低感染リスク型ビジネス枠の審査観点について解説します

蜂谷行政書士事務所所長の蜂谷です。
今回は、令和2年度第3次補正予算の小規模事業者持続化補助金の「低感染リスク型ビジネス枠」の審査観点について解説します。

当補助金は審査制であり、審査観点から良い事業者が採択されます。

なので採択を狙う場合は審査する側がどの部分をチェックするのかを知る必要があります。

今回の記事を読めば審査観点がわかるので、知らないよりも確実に採択される可能性が上がります。

公式サイト引用

審査の観点
①要件審査
次の要件を全て満たすものであるか審査を行います。要件を満たさない場合には失格とし、その後の審査を行いません。
ア)「2.補助対象者」の要件に合致すること
イ)必要な提出資料がすべて提出されていること
ウ)提出した内容に不備・記載漏れがないこと
②書面審査
提出された経営計画及び補助事業計画について、以下の項目に基づき有識者等による書面審
査を行います。
ア)補助事業を遂行するために必要な能力を有すること
イ)小規模事業者が主体的に活動し、その技術やノウハウ等を基にした取組であること
ウ)新型コロナウイルス感染症が事業環境に与える影響を乗り越えるため新たなビジネスやサービス・生産プロセス導入を行っていること
エ)新型コロナウイルス感染症に対して「新たなビジネスやサービス・生産プロセス導入が対人接触機会の減少に資する取組」となっていること(※単純な事業継続をするための販路開拓に関する取組は補助対象となりません)
オ)自社の経営状況に関する分析の妥当性、経営方針・目標と今後のプランの適切性、補助事業計画の有効性、積算の適切性を有する事業計画になっていること(積算について、数量が一式等で補助対象経費が明確でないものは評価ができません。採択、交付決定された補助金額について、実績報告時に補助金の確定金額が交付決定金額を下回ることがあります)。全国商工会連合会

以下より解説していきます。

審査観点

審査観点は、「要件審査」と「書類審査」の二つで構成されます。

「要件審査」は、申請を行った事業者がそもそも申請要件を満たしているかの確認をします。

「書類審査」は、事業者が提出した経営計画及び補助事業計画を確認します。

要件審査

補助対象者か

リンク先ページの「補助対象者(1),(2)」をご確認ください。

提出必須書類が提出されているか

リンク先ページの「提出書類」をご覧ください。

提出した内容に不備や記載漏れがないか

これは書類の中の必須記入欄の空白や誤字が考えられますので、慎重にゆっくり丁寧に記載しましょう。

書類審査

補助事業を遂行するために必要な能力を有すること

これは現在の事業規模や技術力、人員面から審査されます。
仮に良い事業計画であっても、実現可能性の低い能力を有する事業者であれば絵に描いた餅なので、不採択になりやすいでしょう。

小規模事業者が主体的に活動し、その技術やノウハウ等を基にした取組であること

事業計画が他社取り組みが主体となる計画では救済措置になりませんので、意味がありません。
なるべく申請事業者独自の技術や能力を基に、他者事業では再現性の低い、独自性のある取り組みかを審査します。

新型コロナウイルス感染症が事業環境に与える影響を乗り越えるため新たなビジネスやサービス・生産プロセス導入を行っていること

補助金名の「小規模事業者持続化補助金の低感染リスク型ビジネス枠」の通り、コロナウイルス感染症に対しての効果がある取り組みかを審査します。
この部分では、新型コロナウイルスによって影響を受けたビジネススキームの箇所に対してのフォローアップができている事業計画かどうかを確認してください。
「小規模事業者持続化補助金の通常枠」もありますので混合しないようにしましょう。

新型コロナウイルス感染症に対して「新たなビジネスやサービス・生産プロセス導入が対人接触機会の減少に資する取組」となっていること(※単純な事業継続をするための販路開拓に関する取組は補助対象となりません)

上記審査観点と似ていますが、コロナウイルス感染症対策の「対人接触機会」の減少の事業取り組みかを審査します。
なので、コロナ対策を全く考えていない事業計画であれば不採択事由になります。

自社の経営状況に関する分析の妥当性、経営方針・目標と今後のプランの適切性、補助事業計画の有効性、積算の適切性を有する事業計画になっていること

事業計画が論理的であるか、整合性があるかを審査されます。
なので事業計画は、ふわっとしたものではなく、根拠づけや具体性を持って書きましょう。
そのためには、数字を用いて説明したり図や絵を用いると良いです。

最後に

今回は、小規模事業者持続化補助金の低感染リスク型ビジネス枠の審査観点について解説しました。

当事務所では、申請についてのアドバイスや申請サポートを行なっております。

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