補助金と助成金の違いを簡潔にわかりやすく説明します

千葉県で補助金申請支援を行なっております、「蜂谷行政書士事務所」所長の蜂谷です。

今回は、補助金と助成金の違いを簡潔にわかりやすく説明します。

本記事を読めば、補助金と助成金の違いがわかるようになり、申請を考える場合もスムーズに事が運びやすくなるので是非ご覧ください。

結論

主な違いをまとめますと以下の2点になります。

補助金は、補助金毎に採択難易度が変わるが、助成金は、総じて採択されやすい。

補助金は、事業の取り組みに対して補助が出て、助成金は、人材の取り組みに対して補助がでる。

上記詳細の解説やその他の違いを下記で記載していきます。

補助金と助成金の異なる部分を記載していきます

採択難易度が違う

上記結論でもお伝えしましたが、採択の難易度が変わります。

補助金は各補助金毎に採択難易度が異なりますが、助成金は採択難易度はどれもほぼ変わらず、ほぼ採択されます。

それにはちゃんと理由があります。

それは、補助金と助成金ではお金を出す趣旨が根本的に異なるからです。

補助金は事業の取り組み(新商品開発・新規事業進出)に対して補助が出ますが、成功しそうな事業であったり、実現可能性のある事業でないと、事業が失敗に終わったり、事業が実行ができなかったりと、採択した意味がなくなってしまう可能性が大いにあります。
そのため、質のいい申請(事業計画)が採択され、審査側に響かなかった申請は不採択となります。
つまり、補助金の場合は、申請要件を満たしている上で、そこから更に他事業者よりも魅力的な申請かどうかの中身の確認が行われます。

助成金の場合は、人材の取り組み(雇用促進、賃金増加、人材の業務レベルの向上、技術研修等)に対して補助が出るため実現可能性のハードルが低く、基本的にその取り組みが実現不可能になる事は起こりにくいです。
そのため、助成金の場合は、申請書類に不備がないかだったり、要件を満たしているかの確認が行われ、満たしていれば採択される場合がほとんどです。

申請の募集期間が違う

補助金の場合は、基本的に1回の公募期間が数週間から1ヶ月ぐらいで、それが年に1回~4回程度のスパンで行われます。

助成金の場合は、補助金と比べると公募期間は長く、基本的に通年で募集されています。

採択額(支給額)が違う

補助金の場合は、事業の取り組みに対してお金を支給しますが、事業の取り組みは少額で行えるものもありますが、事業展開など高額の出費を伴う事がほとんどです。
そのため少額の支給であれば事業者の負担が大きくあまり意味のない補助になってしまいますので、そのため補助金の場合の支給額は、少額から高額支給まで幅広いです。

助成金の場合は、人材の取り組みに対してお金を支給しますが、事業者の取り組みと比べて出費が伴わないのは、感覚的に理解できるのではないでしょうか。
そのため、補助金よりも支給額は低い事が多く、どの助成金も支給額は大体一定の範囲内です。

補助金と助成金の支給額を大体ですが記載しますと、下記の場合がほとんどです。

補助金は、数十万~数億円
助成金は、数十万~数百万円(大体100万円程度)

申請をサポートする事業者が違う

補助金の申請サポートは、行政書士や中小企業診断士が多く、
助成金は、社会労務士や税理士が多いです。

ここで気をつけて頂きたいのですが、助成金の場合は、法律で定められた者のみ(弁護士・社会労務士)が申請を代理で行うことができ、基本的にそれ以外の代理申請は違法です。

補助金の場合も、基本的に法律で定められた者のみ(弁護士・中小企業診断士等・行政書士)が申請の代理が可能です。

この部分は補助金や助成金の支給元によって、代理申請を行える事業者が異なり、明確な線引も難しいので、実際に申請サポートを希望する場合は、申請を考えている補助金、助成金の管轄元に、問い合わせを行い、どの事業者に申請サポートを依頼すれば良いのかを聞いたほうが確実です。

お金の配給元が違う

補助金は、経済産業省の管轄であり、助成金は、厚生労働省の管轄です。
言い方を変えますと、事業者に申請をさせて、お金を配給する行為に関して、
経済産業省は「補助金」と言い、厚生労働省は「助成金」と名付けています。
※厚生労働省でも「令和3年度新型コロナウイルス感染症感染拡大防止・医療提供体制確保支援補助金」のように、「補助金」のフレーズを稀に使用する場合もあります。

最後に

今回は、補助金と助成金の違いについて解説をしました。

補助金は、当行政所持事務所の専門分野であり、申請サポートを行う事ができますので、補助金申請をお考えの事業者の方は、お気軽にお問い合わせください。