小規模事業者持続化補助金の採択率について解説します

関東(主に千葉県)の補助金申請支援を行なっております、蜂谷行政書士事務所所長の蜂谷です。

今回は個人事業主に人気の補助金である、小規模事業者持続化補助金(以下小規模補助)の採択率について説明します。

結論(44%)

結果から申し上げますと、44%です。

2.今回の採択事業者について
令和2年3月10日から募集を開始しており、令和3年2月5日に第4回公募分を締め切りました。申請のあった16,126件について外部有識者による厳正な審査を行った結果、7,128件の採択事業者を決定しました。中小企業庁

上記採択内容は、2021年6月10日現在、最新の内容です。

考察

第4回公募以前の採択率は、80%から90%を推移していました。
なので、補助金の中でもかなり簡単な採択されやすい補助金だったと思います。
しかし、第4回目の公募より風向きが変わりました。

なぜ今回は、採択率が大幅に下がったといいますと、それは補助金の性質を考えればわかります。
まず補助金は、時代の流れや経済状況によって、採択数及び採択率が変わります。
そして人気が出るにつれて、各補助金の知名度が上がるにつれて、申請数は増えます。
そして補助金の予算は、予め決められます。事業者数に応じてではありません。
つまり、補助金は予め決まった予算枠から出ます。
なので、補助金公募当初は、認知度が低いこともあり、予算枠を超えない申請数のため、余程事業計画が悪かったり、書類の不手際がある場合をのぞいて、ほとんどの事業者が採択されます。
しかし、だんだんとその予算額を上回る申請数となり、結果的にパイの取り合いになり、審査の目が厳しくなり、事業計画の作り込みが甘い事業者は不採択となり、採択率も下がります。
今回の場合ですと、50%を割る結果になったのだと思います。

今回申請数が増えた理由としては、コロナの中で事業がうまくいっていない方は何とかしようと打開策を考え、その打開策の一つが補助金で、多くの人が申請を試みたことが事が理由ではないかと思います。認知度も時間がたつに連れて増えていきますし。

採択されるコツ

これまでは、比較的補助事業の見通しが甘くても採択される場合が多かったと思いますが、これから採択される事業者は、しっかりと事業計画を考え、整合性のある事業計画書を作る事が求められます。

経済事情によっては補助金の予算額が増えて、採択率が元のように高くなることもあり得ますが、それを期待するよりは、いい事業計画を作る方が手っ取り早いですし、実際補助事業を行う際に、適当に考えた事業よりもうまく行くのではないでしょうか。
そもそも採択率が50%でも、補助金の中では採択率が高い方なので、取り組む価値は十分あります。

また手前味噌で恐縮ですが、手っ取り早く専門家に頼むのも、手間が省けますのでおすすめです。

小規模補助金に興味のある方や、実際申請を考えていてお悩みのある方など、当事務所にお気軽にお問い合わせください。

小規模補助金の解説